シリアスレイジ2
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なんか、この前古本屋で買った中の一冊目です。 内容的には身体能力の上がる技「スイッチ」(どう考えても神経融合(ブレイク)のパクリですありがとうございました)を使った主人公の活躍と、
栞のなんかよくわからない決意と、氷沼さんのおかまっぷりと、
連堂さんの射撃の腕前の高さ及びコミニュケーション能力の欠如と、赤城さんの軍人としてのレベルの高さに面白みを感じる作品。 正直ストーリーとか無視。 構成はどうでもいいのでこのさいなんかいろいろと考えてみる前に重大事項があるんですが・・・。 武原卿事件てなんすか? 2巻から読み始めるという愚考を犯してしまったのに気づいたのは読了後。 うは無駄に等しい。 というわけでなんか何度も何度もその事件の名前と活躍ぶりが出てくるのに
肝心のそのことに触れないというのは新しい手法なのかな〜とか的外れなことを考えながら
最後まで読みきってしまったわけで、 さいごまでその事件のことに触れられなかったから困ってしまって。 まあどうでもいいのか? とりあえず2巻読了時における感想を普通につらつらと。 テンションは高めですが、萌え分が少なかったので、感想のテンションは普通です。 フォントかえるのめんどくさいですはい。 なんか演習が始まったと思いきやいきなりピンチ。 いや最初の雰囲気だとそんなにてこずりそうな感じじゃなかったんだけどね。 でも結局最後まで氷沼のイラストと頭の中に描かれていくキャラ像とが一致しなくて困った。 というかこの作品はイラスト要らないかな? あんまりイラストレーターのレベルが高いわけじゃないし、
特に中盤の地下水路で二人が共同してなめくじとかに対抗していくところは
イラストはいって逆に興ざめしてしまったのでやはりいらないかもしれない。 というか絵師変えろ。 前編にわたって青臭いセリフばっかで、単調。特に最後の命がどーたらこーたらとか言うのがどうも
生理的嫌悪感が沸いてきて困った。 あーあ。もうだめじゃん。批判しか出てこないじゃん。 でもさ。よかったよ。 特に連堂と篤志がお互いに信頼していくのはすがすがしかったし、なんか実験品だっけ? 
試作品みたいなのも面白かった。 そして一番よかったのは氷沼の強さ。 ああいう最強の人とかは一人いると明らかに話のバランスが崩れちゃうけどそれでもああいうキャラにはあこがれるわけで
、なんかバッカーノのクレアにつながるものがあってキャラ的に最高だった。(オカマ言葉じゃなければ) 筆力的な問題としては、行をあけずに複数人数の内心の動きが描写されていると
どれが誰のものかわかりにくくなってしまって、スムーズに読み進められなくなったのが残念。 まあそんなかんじ。 最後のラブコメ風味はよかった。 1巻はああいうのが多いのかな? まあ読んでみてからのお楽しみ。 ではまた。
2006/1/7
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